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よくあるご質問
ストーンペーパーに関するよくあるご質問
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Q ストーンペーパーとは何ですか?A ストーンペーパーは、主原料であり豊富な資源である「石灰石由来の炭酸カルシウム (CaCO3)」と、「高密度ポリエチレン(HDPE)」からできている合成紙です。割合はRPDで8:2、RBDで6:4となっています。
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Q ストーンペーパーの短所を教えてください。A ストーンペーパー同士の接着には、溶剤系の接着剤が必要になります。比重がパルプ紙より大きく厚みの許容範囲がパルプ紙より大きいです。(±7%) 又、鋭利な刃物等があたりますと、その部分から裂けやすくなります。 印刷加工の作業性が悪いことがあります。(Qインクジェットプリンターでの印刷は可能ですか?の項目参照)
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Q インクジェットプリンターでの印刷は可能ですか?A 受理層がないためインクジェットプリンターでの印刷は出来ません。ただし、UVタイプのプリンターあれば可能です。 レーザー及びトナー形式のコピー機は一部機種を除き、使用できません。原料にHDPE(高密度ポリエチレン)を使用しているため高温(上限120度)に弱く熱により溶けてしまうおそれがあります。 シルクスクリーン印刷は印刷可能です。 ストーンペーパーの印刷適正に関しましては今後の課題であり、ユポ紙が刷れる、LIMEXが刷れる等の機械もある為、今後進展する可能性はあります。
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Q ストーンペーパーで製本できますか?A 一般紙とほぼ同等の加工が可能です。製本(無線綴じ・中綴じ)実績があります。 又、折加工の適正があります。トムソン加工は可能ですが、紙の厚みの許容範囲の幅が広く、ハーフカットなどは不向きです。 一部糊加工には難があります。(Qストーンペーパーの短所を教えてくださいの項目参照)
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Q 食品に直接触れる用途に使えますか?A 必須項目ではありませんが、食品衛生法の酸に対する項目が「不適」と判定されているため強酸性(PH5以下)の食品については慎重な判断が必要です。それ以外の食品についてもあまりお勧めはしておりません。
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Q 同等の厚みの一般紙より重いのはなせですか?A ストーンペーパーの原料の石灰石が、一般紙に使われているパルプに比べ比重が重い為です。RPDで約1.2~1.3、RBDで約1.4~1.5の比重があります。
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Q 手で触った感じはどのような感じですか?A 一般紙と比べてしっとりした独特の手触りです。
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Q 水に濡れても破れませんか?A ストーンペーパーは水に対して100%の撥水性があり、長時間水の中にあっても劣化・変質することはありません。
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Q 水に濡れていても文字が書けますか?A パルプを使用した一般紙のように繊維が無いので、水の中でも破れることなく、鉛筆による筆記が出来ます。 (ボールペンではペン先に水圧がかかり書けない事があります。)
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Q LIMEXとは何が違うのですか?A LIMEXは石灰石とPP(ポリプロピレン)を主原料にして日本国内で生産されております。ストーンペーパーは石灰石とHDPE(高密度ポリエチレン)を主原料にしており台湾・中国で生産され、欧米、アジアなど世界50か国以上で使用されています。
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Q ストーンペーパーの使用上の注意点はありますか?A 熱、長期間の紫外線は避けた方が良いです。又、鋭利な刃物等があたりますと、その部分から裂けやすくなります。 (Qストーンペーパーの短所を教えてください。の項目、Q長時間保存した場合、劣化しますか?の項目参照)
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Q ストーンペーパーの規格を教えてください。A 大きく分けてRPD(100μ~200μ)とRBD(250μ~400μ)があります。規格品については弊社にて常備在庫しています。規格外のサイズ、厚さについても受注生産にて対応可能ですのでご相談ください。 規格表はこちら
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Q ロール紙や常備在庫より大きなサイズはありますか?A 別注になりますが、対応は可能です。最低ロットは 3t(要確認)からになります。 (巻取の最大巾RPDは1100mm、RBDは960mm以内です。)
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Q シール原紙はありますか?A 国内の常備在庫はありませんが、台湾では流通しているため数量によっては供給は可能です。(要確認)
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Q ストーンペーパーのコストはどれくらいですか?A 代表的な合成紙よりは安く、一般紙よりは高いというゾーンです。但し、用途、数量により、柔軟対応の用意があります。
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Q メーカー及び流通の状況は?A 生産しているのは台湾の台湾龍盟複合材料股份有限公司(ロンミンテクノロジー ※)のみで、弊社は国内の販売代理店となっております。 ※2025年6月、中国厦門(アモイ)工場へ移転予定です。
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Q ストーンペーパーの生産量は?A 月1,000t 程度ですが、軽量タイプを中心とした供給能力増大の計画があります。 お膝元の台湾をはじめ、日本、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、デンマーク、メキシコ、ブラジル、 チリ、オーストラリア、NZ、インド、ドバイ、韓国、そして主力の中国等、複数国で実績があります。
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Q リサイクルはできますか?A 技術的には可能であり、実際に台湾ではプラスティック製品などにリサイクルされていますが、日本国内では残念ながら流通量が少ないため回収コストの問題などもあり、可燃ごみとして処分されています。
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Q ストーンペーパーの環境優位性については?A 製造時、水、木材(パルプ)を使用していない点と、焼却時のCO2発生量は紙の1/2程度になりますので、その点では環境優位性があります。
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Q 長時間保存した場合、劣化しますか?A 直射日光が当たる屋外などでは紫外線の影響によって約1年程度でポリエチレン部分の劣化分解が始まり、卵の殻のようにもろくなり始めます。又、地面に埋められると土に返ります。
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Q 減プラになりますか?A ストーンペーパーはHDPE(高密度ポリエチレン)の使用率が20%~40%となっており、通常の樹脂系シートや他の合成紙、石油製品のフイルムと比較して石油由来の樹脂の使用量を大幅に減らした減プラ合成紙となっています。
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Q 使用後の処理(処分方法)については?A 産業廃棄物としての処分ですが、一般的な家庭ごみとしての量であれば、可燃ごみとしての処分が可能です。 古紙回収には適しません。
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Q 石灰石は枯渇しないのですか?A 一般的に石灰石はレアアース等の鉱物資源とは違い、世界各地に分布している資源で、国内でも100%自給のできる資源です。世界各国の石灰石埋蔵量は、日本:240億トン、台湾:3,000億トン以上、韓国:400億トン、中国:1,000億トン、インド:700億トン以上等と言われており、当面は枯渇する事はないと言われています。
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Q ポリエチレンは燃やしても環境に悪くないのですか?A ポリエチレンは完全燃焼すると水と炭酸ガスになり、有害ガスを発生しませんので、一般的には燃やしても問題ない物質であるといわれています。
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Q 「石彩」とは何ですか?A 当社が製造するストーンペーパー製品のブランドです。石彩マークを付けることで環境負荷の低い製品としてアピールすることが出来ます。マークの使用の手続きについてはこちらをご覧ください。
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Q テスト印刷に対する準備はありますか?A 初めて使用される場合は事前テストをお勧めします。その際、最低数量となりますが、サンプル出荷させて頂きます。 ご相談ください。
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